小さなコンピューターであるRaspberry Pi Zero WH。
使い方次第ではいろんなことができます!
コンピュータープログラミングやハードウェアに興味がある初心者にとって、
理想的なスタート地点かもしれません。
まったくの初心者ではちょっとハードルが高いかなとも思いますが、Webで検索しながらいじれば可能性は無限大です。
Raspberry Pi Zero WHとは何か、どうしてそれを購入すべきなのか、どこで購入できるのか、
そしてそれをどのようにセットアップするか説明します。
Raspberry Pi Zero WHとは何か
Raspberry Pi Zero WHは、手のひらに乗るほど小さなコンピューターです。
スペックシートを見ると、一般的なデスクトップパソコンと同じように、CPUやRAM(コンピューターが一時的に情報を格納するメモリー)、そしてストレージを持っています。
ただし、そのサイズはずっと小さく、低コストです。
そのため、DIY(自作)プロジェクトや学習用途に最適で、教育や趣味の世界で広く使われています。
Raspberry Pi Zero WHの購入理由
Raspberry Pi Zero WHを購入する大きな理由の一つは、その拡張性です。
例えば、自分で天気予報ステーションを作りたいと思ったら、Raspberry Pi Zero WHを基盤にして、センサーやディスプレイを接続することができます。
もう一つの理由は、コンピューターサイエンスの基本を学ぶための優れたツールとなる点です。
Raspberry Pi Zero WHの購入
Raspberry Pi Zero WHは、多くのオンライン電子部品ショップや、大型電子機器店で見つけることができます。
まぁ近くに秋葉原がないことが大半だと思うので、ネットショップで買うのがオススメです。
購入する際には、本体だけでなく、電源アダプター、Micro SDカード(コンピューターの「脳」のようなもの)など、一緒に必要なパーツも購入することを忘れないようにしましょう。
ラズパイ以外に必要なものとして以下の物が必要になります。
- パソコン(カードリーダーが必要)
- HDMI対応ディスプレイ
- microSDカード(8GB以上 CLASS10以上)
- ACアダプター(Type-B 2.0A)
- HDMIケーブル(Mini HDMI)あれば便利HDMI変換(セットには付いてた)
- USBキーボード
- USBマウス
- USBハブ
Raspberry Pi Zero WHのセットアップ
上の画像はセット内の内容になります。
Raspberry Pi Zero WHを使うためには、まずOS(オペレーティングシステム)を、
Micro SDカードにインストールする必要があります。
電源アダプターを接続し、モニターとキーボードを接続すれば、
Raspberry Pi Zero WHは使えるようになります。
買うものによってはすでにOSがインストールされていることがあります。
ラズパイの公式ページはこちら。(すべて英語です。)
インストールできるOSは以下のようなものがあります。
- Raspberry Pi OS
- Ubuntu
- Manjaro ARM Linux
- Apertis
- RISC OS Pi
- LibreELEC
- OSMC
- Volumio
Raspberry Pi Zero WHで始めるプロジェクトのアイデア
あなたのRaspberry Pi Zero WHを使って何を作り始めるかは、あなた次第です。
たとえば、簡単なウェブサーバーを立ち上げることもできますし、
デジタルアート作品を作成するためのツールとして使うことも可能です。
想像力を駆使して、自分だけのプロジェクトを作りましょう。
まとめ
ラズパイを理解、購入、セットアップすることで新しい世界への入り口を開くことができます。
ラズパイができることとして一例を箇条書きにしました。
- ホームオートメーション: Raspberry Piはスマートホームデバイスの制御装置として使うことができます。照明、温度、さらにはセキュリティシステムまで、IoTデバイスを自動化し、リモートから管理することが可能です。
- メディアセンター: Raspberry Piは小型のメディアセンターとして使うことができます。映画、音楽、画像をストリーミングしたり、保存したりすることができます。
- レトロゲーム機: Raspberry Piを使って自分だけのレトロゲーム機を作ることができます。様々な古いゲームコンソールのエミュレータをインストールできます。
- ラーニングコンピューター: Raspberry Piはプログラミングやコンピューターサイエンスを学ぶためのツールとしても優れています。PythonやScratchなどの言語を学ぶことが可能です。
- データサーバー: Raspberry Piは家庭内のデータサーバーとしても使用できます。自宅のネットワーク上でファイルを共有したり、バックアップをとるのに便利です。
- ウェブサーバー: Raspberry Piはパーソナルウェブサーバーとしても機能します。自分のウェブサイトをホストすることができます。
- ロボット制御: Raspberry Piはハードウェア制御能力を備えているため、自分自身のロボットを作るためのブレインとして使用できます。
- ウェザーステーション: Raspberry Piを使って自分の気象ステーションを設立することも可能です。各種のセンサーを接続して、温度、湿度、気圧などを記録することができます。
以上はあくまで一部の例で、Raspberry Piの可能性は無限大です。
ぜひ、あなたもラズパイの世界へ踏み出してみましょう。
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